← メインページへ戻る 法人設立コラム
会社形態の選び方

合同会社 vs 株式会社
副業・YouTuberが法人化するならどっち?

設立費用・維持コスト・信用力・税金…すべての観点で徹底比較。副業法人の9割が合同会社を選ぶ「本当の理由」を解説します。

2025年最新版 | 読了時間 約7分

副業法人化の選択肢を数字で比較する

合同会社と株式会社の違いを、設立費用・維持コスト・信用力の観点から徹底比較します。

グラフと数字の新聞

この記事の結論まとめ

🏆

副業・YouTuber法人化は「合同会社」が最適解

設立費用が安く、維持コストも低い。節税効果は株式会社と同じ

💰

設立費用の差は約15万円(株式会社の方が高い)

合同会社:約6万円 vs 株式会社:約20〜24万円

📊

節税効果・税率は両者まったく同じ

法人税・役員報酬・経費計上の仕組みは会社形態に関係なく同一

結論:副業法人化は合同会社一択に近い

副業収入の節税目的で法人化するなら、合同会社(LLC)が圧倒的に有利です。設立費用・維持コストが安く、節税効果は株式会社とまったく変わりません。実際、副業や個人クリエイターの法人化では合同会社が選ばれるケースが急増しています。

副業・フリーランスの法人化:会社形態の選択割合(推計)
副業法人 会社形態 合同会社 72% 株式会社 28% 72% 28%

※税理士法人への相談ベースの推計値

設立費用は合同会社が6万円安い

株式会社の設立費用は約24万円、合同会社は約10万円。コスト重視なら合同会社が有利です。

電卓で計算する手

合同会社と株式会社の基本的な違い

合同会社(LLC)

  • 設立費用が安い(約6万円)
  • 決算公告の義務なし
  • 取締役会・監査役不要
  • 利益配分を自由に設定可
  • 「合同会社」の認知度が低い場合も
  • 株式発行・上場は不可

株式会社(KK)

  • 社会的信用・知名度が高い
  • 株式発行・資金調達が可能
  • 上場の選択肢がある
  • 設立費用が高い(約20〜24万円)
  • 決算公告義務あり(官報掲載費等)
  • 役員任期の更新が必要

信用力の差は実務でどう出るか

取引先や金融機関からの信用力は株式会社が上。ただし副業法人なら実害はほぼありません。

ビジネスデスクでの作業

設立費用・維持コストの徹底比較

費用項目 合同会社 株式会社 差額
定款認証手数料(公証人) 不要(0円) 3〜5万円 ▲3〜5万円
定款印紙代(電子定款) 0円 0円
登録免許税 6万円 15万円 ▲9万円
司法書士費用(目安) 3〜5万円 5〜7万円 ▲2〜3万円
設立総額(目安) 約6〜11万円 約20〜27万円 ▲14〜16万円
決算公告(毎年) 不要(0円) 官報約6万円/年 ▲6万円/年
役員任期更新登記 なし 1万円〜/2〜10年ごと 節約
10年間の維持コスト比較(税理士費用除く)
0 50 100 150万 76万円 合同会社 150万円 株式会社 ▲74万円 10年間の差

税務上の扱いに違いはあるか?

節税という観点では、合同会社と株式会社はまったく同じです。以下の重要な節税施策はすべて両形態で使えます。

節税施策 合同会社 株式会社
役員報酬を経費計上 ◎ 可能 ◎ 可能
家族への役員報酬 ◎ 可能 ◎ 可能
小規模企業共済への加入 ◎ 可能 ◎ 可能
法人税の軽減税率(400万円以下22%) ◎ 適用 ◎ 適用
欠損金の繰越控除(最大10年) ◎ 可能 ◎ 可能
法人名義での経費計上 ◎ 可能 ◎ 可能
ポイント:「合同会社だと節税できない」という誤情報がネットに出回っていますが、これは完全に誤りです。法人税法の適用は会社形態に関係なく同一です。

信用力・対外的なイメージの差

唯一、株式会社が優れているのが「社会的信用力」です。ただし実態は年々変わっています。

業種別:合同会社 vs 株式会社の信用力比較
業種 合同会社で問題ない? 推奨形態 YouTuber・クリエイター活動 ◎ 全く問題なし 合同会社 フリーランス(個人向け案件) ◎ 全く問題なし 合同会社 Webサービス・EC販売 ◎ ほぼ問題なし 合同会社 大企業との取引・BtoB △ 先方によっては確認必要 状況次第 VC・エンジェル投資家から資金調達 ✕ 株式発行できず不可 株式会社 将来の上場(IPO)を視野 ✕ 上場できない 株式会社

それでも株式会社を選ぶべきケース

以下に当てはまる場合は、追加コストを払っても株式会社を選ぶ理由があります。

どちらを選べばいいか?フローチャート

Q1. 将来的に投資家からの資金調達(VC・エンジェル)を考えていますか?
はい → 株式会社一択 いいえ → Q2へ
Q2. 取引先に大企業・官公庁が多く「株式会社でないと取引不可」と言われそうですか?
はい → 株式会社を検討 いいえ → Q3へ
Q3. 主な事業はYouTube・フリーランス・EC・Web系ですか?
はい → 合同会社で十分 わからない → 税理士に相談

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本記事は個人の体験・見解に基づく情報提供を目的としており、税務・法務アドバイスではありません。具体的な判断は必ず専門家にご相談ください。本サイトはアフィリエイト広告を含みます。